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母乳育児は現実的?混合と比べてメリット、デメリットを考える

Akakomi編集部 Akakomi編集部 | 最終更新日:'15/11/10 | 投稿日:'15/11/10 | カテゴリ: 哺乳びん / さく乳器 / ベビースケール

授乳のやり方は大きく2パターン

読んで字のとおりなのですが、「母乳育児」について私なりの解釈をすると、基本、 哺乳瓶でミルクをあげないこと、という意味合いだと思っています。

赤ちゃんへの授乳とママパパ

授乳について大まかに2つに分けると、1つは母乳と粉ミルク(哺乳瓶)を両方与えるというパターン。いわゆる混合でしょうか。そしてもう一方が、ほぼほぼ母乳で全てまかなうというもの。すなわち「完全母乳」というものです。

もちろん、細かい分類はあると思うのですが、世間で一番に意見が分かれやすいところというと、この2つの分類かな・・・と思います。

母乳育児のメリットとされていることたち

粉ミルクでなく、敢えて母乳を上げるメリットについてあげてみましょう。

1.免疫力を高める

まず、よく言われるのがこれでしょうか。赤ちゃんの免疫力が、ママの母乳を上げることで高められるというものです。医学でも完全に解明されているわけではない領域のようですが、経験知的に、産院や祖母からも言われることがおおいのがこの免疫力の話です。

そもそも、赤ちゃんは生まれてからしばらくは自分で免疫を作っていくのではなく、ママから受け継ぎ、なおかつ母乳によって維持していくという考え方があるようです。

生まれて少しずつからだを作っていっている真っ最中の、新生児期から0歳児の間。まさにこの時期には、人間のもともと持っていた母乳の力をつかうのが自然なこと、という考え方なのだと思います。

そもそも粉ミルクは、牛やヤギなど人間とは違う動物の乳を原料としているものです。ですので、これを加工調整してあるからと言って、人間に、しかも赤ちゃんに上げて大丈夫なのか?という根源的な心配や不安がここにはあるのかもしれません。

科学で解明されていないことも未だ未だ沢山あります。ですので、なるべく人間として自然なあり方で対応しよう、というのが、授乳の際にも考えられるのはよくわかります。

2.意外と授乳しやすい

次に言われるのは、母乳の方が意外と便利!という意見です。母乳ですと、粉ミルクのようにお湯をわかしたり、哺乳瓶を煮沸消毒することなく、授乳ができます。

ですので、夜中に赤ちゃんに授乳が必要になったときにも、意外と臨機応変に対応できたりします。もちろん、これは母乳が出やすい状態にあるママさんの場合だけとはいえますが、出る人にとっては便利なケースもあるということです。

そして、混合よりは完全母乳にしている方が、子供からの刺激がママのおっぱいに定期的に伝わる事で母乳がつくられやすくなり、より出やすくなるという意見もあるようでした。

夜中だけでなく、外出先にも、粉ミルクセットを持っていく必要がありません。授乳ケープがあれば持ち物的には足ります。もちろん、哺乳瓶と違って、胸を出す事にはなりますのでそれなりの場所や空間が哺乳瓶授乳よりも大切にはなりますが。

母乳育児のデメリットとされていることたち

さて、メリットから挙げてきましたが、私は色々な見方があった方が良いと思います。そのため、デメリットについても考えてみましょう。

1.育児をママとパパで分担しにくい

パパとママで育児分担

母乳もミルクと半々ということであれば、特に問題ないと思いますが、完全母乳となると授乳は完全にママしかできないことになります。 ( さく乳器で採った母乳を哺乳瓶で上げるというケースが、たまにあることはあるものの)

これは、パパは夜中まで外で仕事、ママが365日育児担当・・・という、少なくとも1、2世代前から結構一般的になっているライフスタイルのなかでは問題なかったのだと思います。

しかし、いまは、女性も社会進出が進んで、仕事も共働き、育児も分業・・・という方向に少なくとも向かっていっている途中です。育児分業の先進国であるヨーロッパでは、男性が夕方!に保育園に迎えに帰るという日本では殆ど見られない光景がみられるそうです。

そして意外とがっちりした男の中の男・・・というようなパパさんが平然と、子育てに積極的に関与している光景が見られるとのこと。日本の価値観も少しずつ変わってきており、「イクメン」という言葉も流行ったりしてきていますが、まだまだこれから変わっていくのだと思います。

そんなわけで、パパとママで育児を分業することが、完全母乳だと難しいのですね。ヨーロッパの育児の事例を調べると、母乳育児の割合が低いようですが、やはり理由はここにあるのだと思いますね。

2.外出中の授乳の場所を選ぶ

こちらは、先のメリットの場所にも注意書きとして少し書いた事です。授乳ケープを使ってレストランでも、周囲とある程度の空間スペースがあれば、授乳は出来るとは思います。

ただし、そのような空間スペースがあれば・・・という条件付きです。極端な話、哺乳瓶であれば、どこでも授乳ができるのですが、これが母乳だと人目があるため、場所を選ぶことになるということです。

まあ、上記の1に比べるとデメリットとしての影響は小さいかもしれませんね。やはり1の育児分担のテーマが一番大きいデメリットというか課題のように筆者は感じます。

母乳が良い栄養となるためには、条件はあるのか?

これは、赤ちゃんにアレルギーがあった場合などに特に、論点になることでもあります。 母乳は確かに自然から受け継いだ人間のもつ、最も安全・安心な栄養のはずなのですが、よく考えるとそのためには条件があるかもしれません。

母乳はママのからだからつくられるものです。ですので、ママが食べたり飲んだり口に入れて消化吸収するものが、良い栄養でないといけないのではないか?というポイントです。

たとえば、ママが育児で忙しすぎて、自炊をできず、祖父母の支援も得られずに外食中心だったり、ジャンクフード中心の食事だったらどうでしょうか?ママが消化吸収したものを材料としてママの体も作られますし、ママの母乳もつくられるとは考えられないでしょうか。

医学的には色々難しいこともあるとは思いますが、とてもおおざっぱに考えるとこのような心配がありますね。この辺りも、医学上や科学上でどこまで解明されているかは筆者はわかりません。

ですが、もし、ママが健康的な食事をするのが難しいのだったら、実は・・・オーガニックな原料によってつくられた粉ミルクであれば、そちらの方が体に良いのかもしれない?(悪いのかもしれないのですが、そのような疑問があるということです)と思うのです。

もちろん、ママが健康的な食事をできる体制をつくることが先決ですが、考え方によってはこのような逆説的な考え方も出来てしまうのだな。。。と思います。

実際にヨーロッパでは、オーガニックの粉ミルクが結構販売されています。筆者の家でも取り寄せたことがあります。日本ではいままで、それほどオーガニック粉ミルクというのはメジャーだったようには思えませんでした。これはヨーロッパの方がそのようなオーガニックなどの体に良い食品についてこだわりがあるからかと思います。

母乳育児か混合育児か?まとめ

パパとママで一緒に授乳方法を考える

母乳育児については、子供の免疫力を高めると言われていることや、粉ミルクを調合することなく母乳を上げることができるというメリットがありました。

その反面で、育児のパパママでの分担が授乳においてできないということと、外出中の授乳で人目を気にする必要があるというデメリットがありました。

そして、良い栄養源としての母乳があり続けるためには、もしかするとママの食事内容も結構大切かもしれない?というのが、最後に書かせて頂いたことです。

メリットとデメリットがあり、なおかつ、母乳が出やすい方と出にくいかたがいらっしゃいますので、これらを総合的に考えたうえで、判断される事になるかと思います。そしてその際には、完全母乳と、混合、粉ミルクだけの3パターンがありますが、多いのは完全母乳か混合かのどちらかでしょうか。

最近では、日本人のライフスタイルもだいぶ変わってきています。男性が仕事、女性は家事ではなく、男女が仕事も育児も両方やるという方向への変化です。もちろん、ヨーロッパのスウェーデンやドイツ、イギリスなどの国と比べて、この変化は未だ未だ遅れており中途半端な状況です。

かといって、一昔前の日本のライフスタイルとは格段に変わってきています。そのため、1世代前のご両親からのアドバイスがそのままでは役立たない・・・という面もあるかと思います。ご両親がすすめるので完全母乳にしたけど・・・大変という悩みを持たれるママもいるのではないでしょうか。

そんなときに、実はライフスタイルの変化がある、ヨーロッパではオーガニックの粉ミルクを積極的に使って子供の栄養も考えながらパパママの育児分業も本気で考えられてきている・・・という点についても視野を広げ、柔軟に考えられるのも一つかと思います。

医学的な見地、科学的見地についてはこの記事では確たることは言えませんので、その点は、皆様が各専門家にお問い合わせ頂きご判断下さい。当記事では、医学的・科学的見地には関与せず、何ら責任を負いませんのでご注意頂ければと思います。

あくまでも、このような考え方があるという声を筆者なりにまとめてみたとお考え下さい。

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