1)平地の王様エアバギー、電車に乗らずにすむか・・・
まず最初に、よく使わずに書く人もいるかもしれないので、念のため紹介します。筆者のうちのベビーカーはエアバギーです。
エアバギー ココ ブレーキモデルを最初の子供の2才頃から利用し出して、いまは二人目の赤ちゃん(生後半年)で引き続き利用中です。
ふだんはとても押しやすく便利
で、本題ですが、エアバギー、やっぱり押しやすいし、とっても便利なんです。買って良かった神グッズの1つといっていいくらいです。デザインもおしゃれだし。楽に押せるし。
普段、赤ちゃんを乗せて、お店にいくときなど、歩道に乗ったり段差を登ったり降りたりがありますが、これがとてもスムースです。間違ってもガコガコいいながら進むなんていう、軽量タイプ?のベビーカーのようにはなりません。すーっと動きますね。快適です。
ときどきは電車に乗る用事もある
・・・と、便利なはずなのですが、やっぱり時折、電車にのって行かねばならない用事が発生したりします。または、比較的都心部に住んでいますので、電車で数駅だけ乗ると、良いランチスポットがあるのだが・・・などということもあります。
車に乗って移動するという生活の方なら、あまり関係ないかもしれないのですが、
意外と電車に乗りたくなるものです。
都市部だと平日は車よりは電車か
特に、都心部在住のママさんであれば、平日赤ちゃんを連れて自分一人で自動車を運転!という方がけっこう少ないと思いますので、電車ニーズも増えますよね。
そういうわけで、エアバギーをこれから買う人のためにも、または、買ったばかりでどうしよう?という方のためにも、エアバギーを使って電車に乗って生活した(している)体験を元に少しひもといて書いていこうと思います。
2)第1の難関、駅入り口エレベータのゲット
ベビーカー移動にはエレベータ場所の把握が大切
まず、電車に乗るなら、エレベーターの場所を知って、これを中心に移動を組み立てること!
これはベビーカー移動族にとっては大切、特にエアバギーで移動する方にとっては必須!ですね。
一番最初は、自分の最寄りの駅のエレベータ設置ポイントを熟知すること。
これにつきます。地上から地下に潜るエレベータもあれば、1階から2階以上に昇るエレベータもあります。
この場所を通過点として、行動することに、今後生活が変わりますのでよろしくお願いします。
こどもが出来るとエレベータへの感じ方が変わる
子供が出来る前は、エレベータを独り身でも堂々と乗っていたのですが、
子供が出来てベビーカーで移動するようになると、正直、エレベータは、階段で降りれない人優先なんだよな・・本来は。。
と初めて気づいたりします。
そうはいっても、エレベータに乗り込み、他のたたれている年配の方などとも一緒に狭い空間で移動を待ちます。エアバギーココは三輪にしては小さいほうなので、まだマシですが、すこしだけ大きいので、エレベータではある程度スペースをとってしまいます。ですが、しょうがないな、と思えるくらいのちょっとの大きさ増なのかなと私は考えています。
3)自動改札は問題なく通過できる
これはエアバギーにとって難関ではないのですが、ココのブレーキモデルですと自動改札はさくっと通過できます。55cmが通常タイプの改札の狭めのタイプのようですが、ブレーキモデルとプレミアは55cm未満の車幅なため、問題なしです。
このあたり、海外ブランドの3輪バギーと違って日本仕様になっており、使いやすいなあと思いますね。海外ブランドの3輪バギーはもちろん走行がとてもスムースなのですが、タイヤが横にばりっとせり出していて、鬼のように幅があることもあります。
バリアフリー用改札がある場合なら良いですが、通常改札だけの駅も多いですからね。この点、エアバギーは問題なしですね。
4)第2の難関、駅構内移動時の階段数段
駅構内移動でも数段の階段があるケースも
そして、まれに、駅構内でもエレベータが無いことがあります。
この場合、数段なのか、10段以上ある本格的な階段なのか?で判断がわかれます。
そもそも、最寄り駅の入り口が本格的な階段の場合、エアバギーでの電車移動はあきらめましょう。
エアバギーは電車移動以外の近所の移動や買い物に特化して、もしくは週末の車移動の際などでも使いましょう。
5段程度の踊り場通過でもけっこう厳しい
そして5段程度のちょっとした階段を超えれば、通り抜けられるケースの場合。
これは軽量ベビーカーにとっては対応可能でしょうが、エアバギーにとっては死活問題です。
駅員さんが近くに常時いるような場合は、できればヘルプをお願いしたいところです。
ヘルプが無く、平日などママさん一人で乗り越えなければならないとしたら・・・これは結構きついと思います。
こどもが少しでも歩けるかどうか
歩ける子供であれば、降りてもらって、たたんで持ち上げるということもできるかもしれません。
ですが、歩けない時期の子供の場合、抱っこひもに切り替えてから、折り畳んで、・・というステップが必要になるでしょう。
もちろん2、3段で、子供も降りていれば、そのままガバッと持ち上げていってしまうことも一つです。
ただし腰に負担がかからないような姿勢で気をつけてご対応ください。
ただでさえ長時間の抱っこなどで腰に負担が来やすいのが育児中の特徴ですので。。
5)ホーム上を水平移動は小回りが利くから○
ついにホームにたどり着く
エレベータを乗り越え、ときには駅構内の階段(数段だけ、それ以上は無理)をなんとか乗り越え、ホームにたどり着きました。
ホームにたどり着くと、昼間の時間ですと、それなりに人がいて混んでいたりします。
地域にもよりますが都心部の地下鉄など乗ると結構駅も狭いので混みがちです。
そんなあまり広いとは言えないスペースを、エアバギーで進み、乗車位置近くで止まって待機します。
それほどホーム上で違和感はない?
多くの方が買う前にじゃまにならないか?と気にするのかもしれませんが、エアバギーココのサイズですと、正直、私はOKだと思います。
たまに、海外から赴任されてきたばかりのご夫婦のベビーカーなどで、めちゃめちゃ大きいベビーカーの方などもいらっしゃいます。
これと比べると、半分以下のサイズかな・・・と思います。
使う人が増えたこともプラス材料
また、エアバギーがこれだけ買う人が増えてそこかしこに使っているママさんパパさんがいますので、
もう、既成事実化したかなという面もあります。
国産他社の従来からの4輪タイプのベビーカーでも、少しグレードの高いモデルですと、
幅は少し狭くとも、長さが結構あったりぼわっと幌の部分などもしていてそれなりの大きさになります。
そう考えると、それほど大きなサイズの違いは感じない・・・というのが私の実感です。
ホームでの横移動やすり抜けは快適
逆に、すいすい押しやすいので、ホームでの横移動もスムースです。黄色い線やらでガコガコなることもありません。小回りも利くので、人もよけやすい。この点も意外とポジティブに考えて良いのではないかと思います。
6)ホームから電車に乗車はけっこうスムース
乗り込みは前輪が1つでタイヤが大きいからラク
と、ホームで待っていると、電車が入ってきました。扉が開いて、降りる人がおりたら、乗り込みます。
乗り込みのときには軽量ベビーカーよりも逆に、スムースかもしれませんね。
タイヤが大きいので隙間に挟まる不安があまりありません。
また前輪タイヤが一つということもあり、片輪がひっかることなく、段差を乗り越える要領で乗り込みもスムースですね。
乗車位置は車椅子用エリアも
なお、電車に乗るときは、車椅子用のスペースのあるエリアを狙って乗る事が私は多いです。もちろん先客がいたら使いませんが、車椅子用のスペースは、イスがなくなっており、電車の壁にそってエアバギーのベビーカーを横向きに置けますので便利です。
そこが埋まっている場合で、比較的すいているときはドアの付近でしょうか。イスが無い分、スペースが広めですので、ドアの付近に置いて一緒にたっている形です。もちろん、余裕で座れるほどすいているときには、座って前に横向きで置きます。
後ろの、ストッパーを降ろして、横向きにおいたり。端の席が空いているときは、端に座ってしばらく開かないドア側にエアバギーを置くこともあります。自分から離しておくときは、子供を降ろして。子供を乗せたままのときは近くに顔が見えるように置きます。
7)ふたたび難関、電車内で耐える・・・
そして、しばらく電車の中で、目的地の駅まで耐えることになります。こどもは上手くいくとベビーカーのうえで寝てくれます。
激しく混んだときは耐えるしかない
あまりに混んでいるときに乗ってしまった場合ですが、これは、耐えしのぐしかありません。。
これはどのベビーカーでもある程度一緒ではないでしょうか。
我が家も飛行機に乗る際に、空港まで家族で電車にベビーカーで乗って、ボックス席の特急に乗り遅れて、
しかも平日混んでいる時間帯だったことがあります。
通常、ママさんが平日移動であれば、日中だと思うのですが、朝の通勤時間帯のラッシュアワーに乗ってしまいました(涙)。
この際には、飛行機での移動もあるため、折り畳むとコンパクトになる軽量ベビーカーを使っていました。
ですが、正直、周りからガードされない構造なので、子供がかわいそうな気もしました。
もちろんエアバギーだと少し大きくなるため、そもそも周囲からの目が気になるところですね。。
ラッシュアワーはどのベビーカーでも厳しい
混雑のラッシュアワー以外であれば、問題ないサイズだと思うのですが、
ラッシュアワーはやっぱり厳しいかもしれません。
ただし、軽量ベビーカーであっても厳しいことは同じで、後は、軽量だから周囲の目が少し優しくなるのか?
という点はありますが、正直、抱っこひもでない限り、厳しさは変わらないかもしれませんね。
ラッシュアワーで混むエリアの電車によるエアバギー移動はくれぐれも避けられるようご注意下さい。
私は正直、混み過ぎなのがおかしいのではないか!と思うのですが、この状態が変えられない以上は厳しいのが現実かもしれません。
なお、特急列車の指定ボックス席で旅行に行った際にエアバギーで行ったこともあります。
このときには、子供が歩ける時期でもあったので、乗車したらエアバギーを畳んで車両端のラゲッジスペースに置かせてもらいました。
8)最後の難関、行き先の駅で、エレベータを探して悩む
そして、電車が目的地について、ホームに降り立つ事ができました!あとは、出発の駅と同じように、エレベータを探して出口に向かうだけです。
意外と甘くみてしまう目的地の駅のエレベータ有無
ここで、最後の難関が待ち受けています。みなさん、最寄り駅の構造は熟知されているのですが、ちょっとした思いつきだったり、用事があって、いつもと違う駅に向かうとき、その駅の構造を知らなかったりするのですよね。
子供が生まれる前に熟知していた駅であっても、子供が生まれてから必要となるエレベータ情報などは、結構よく知らないものですので。
都心でも結構エレベータの無い駅が
そしてごくまれにですが、完全にエレベータが設置されていない駅というものがあります。意外と都心部にもあるのでご注意下さい。たとえば、東京なら東京メトロ日比谷線の広尾駅!
広尾駅はここからかの有名な産院の愛育病院も近いですし、広尾の商店街などにいくと、雰囲気もよいし、おいしいピザなど食べれたりと週末も楽しいのですが、、無いです。
筆者はこの2、3年東京から大阪に移転してきたということもあり、どれどれ広尾に設置されたかな?
と検索してみましたが、やはり未だ無いようでした。(びっくり)設置計画はあり、今後改善されるようですが。。
こどもができてエレベータの有り難さがわかる
ちなみに、昔、外国人の夫婦が、パパとママで、協力して広尾駅から地上につながる長い階段をベビーカーを持って上がっていました。
あのときは独身だったため、よくそのつらさがわかりませんでしたが、今はよくわかります。。
おそらく、なんて遅れた国なんだ、日本は!と赴任早々に思われたことでしょうね。
もしかしたら、車社会中心で暮らしていて電車そのものを都心部で利用することに慣れていない方かもしれませんが。。
電車に乗るときは必ず行き先駅のエレベータを調べる
このようなリスクが待ち受けていますので、決して、楽しそうな場所だからといって、エレベータの設置有無を確かめずに、電車に乗って向かってしまうことのなきよう、ご注意ください。すごいがっかりしますので。。
9)まとめ
ラッシュアワーをさければ難しくない
エアバギーでの電車の移動はそれほど難しいことではないですね。
ただし、早朝のラッシュアワーに都心部で電車に乗る必要がある・・・という場合には、
かなりの覚悟が必要でしょう。できればベビーカー以外の手段を考えられることをおススメします。
ただし、他の軽量ベビーカーだったら早朝ラッシュアワーを乗り越えられるのか?というと、あまり変わりませんので、その点はエアバギーだからということでもないかもしれません。
10段以上の階段のある場所は避ける
また、10段以上の階段をベビーカーを折り畳んで、乗り越える必要があるケース。
このような場合は、エアバギーの利用はあまりおススメしません。
ただし、これも同じですが、軽量ベビーカーであっても、これを日常的に乗り越えようとするのはかなりの困難です。
たまたまぶつかってしまった10段の階段、これを乗り越えるのに、
エアバギーと軽量ベビーカーで違いがあった。
というような差がある程度なのかなと思います。
総合的に見てもやはり
ラッシュアワーやごくマレにある階段通り抜けエリアも便利の方が良いとも思いますが、
このたまたまのために、普段の快適性を犠牲にして軽量ベビーカーで我慢するのか?と考えると、私はエアバギーで良いかな・・・と思ってしまうのが正直なところです。
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(恒例)あなただったら、どうします?投票下さい!
いろいろ書いてきましたが、あくまでも筆者の個人的な見解も含まれてしまっているかもしれないと思います。
そこでみなさんの生の感覚を投票の形で教えて頂ければ幸いです。
主なパターンとしては、1「エアバギーでいつでも電車に乗る」、2「すいてる時だけエアバギーで電車に乗る」、3「エアバギーで電車は一切乗らない」
の3つの選択肢なのかな?と考えました。そこで、皆さんだったらどうしたいか?どう感じられているか?是非投票して下さい。
どんな結果になるのか・・・わかりませんが。
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