1.電車に乗る最大の関門が自動改札
赤ちゃんから3才くらいまでの間、子供を連れて遠くまで移動する必要がある場合で電車に乗ることは
けっこうあるものです。
特に、平日ママさんだけで赤ちゃんをベビーカーに乗せて電車に乗るケースは多いのではないでしょうか。
初めてベビーカーを買う際には意外とわからないのですが、電車に乗る際には、ベビーカーにとって大きな
関門が「自動改札」です。
電車にベビーカーで乗る際には、混雑時など、人とぶつからないようにしたり
ということも、もちろん気になりますが、そもそも
自動改札の通路をベビーカーが通れなかったら電車に乗れません。
2.広いバリアフリー用の自動改札は?
通学や通勤で電車を使ってきた人なら、赤ちゃんができる前から気づいていると思うのですが、
最近では、自動改札も、狭いタイプと広いタイプが混じってます。
ここでいう広いタイプは、一般的にバリアフリー用自動改札だとか、車椅子用だとか言われるのですが
このタイプがある駅であれば、ほぼ問題がありません。
ただ、残念ながら、この広いタイプが無い駅も、まだまだ、結構あるようです。
自分の最寄の駅に広いタイプがあっても、行く先の駅にあるかどうか?こればっかりは行ってみないと
わからなかったりします。そのため、事前に行く先の駅の改札の状況をパパなども使って確認しておけるとベストですね。
3.結局、通常の自動改札を通れるか?
バリアフリー用が常に使えるかわからないとすると、ベビーカーを買うときには、
通常サイズの自動改札を通れることは念頭に置いた方が良いかもしれません。
もちろん、電車用とそれ以外用で使い分ける場合は問題ないですが、できる限り分けたくないのがふつうのママの
心ですよね。
じゃあ、通常サイズの自動改札の幅はどの程度なんでしょうか?筆者も検索してみました。
4.通常サイズの自動改札は幅何センチ?
多くの自動改札機の通路の幅は55cmであり、路線バスの料金収納機の横の通路よりは広い。
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出典:http://ja.wikipedia.org/wiki/自動改札機
まずはウィキペディアさんで確認。
こちらによると、通常サイズの自動改札の幅は「55cm」が多いよう。なお、車椅子が通れる特殊サイズの
自動改札が、「90cm程度」だそう。
従来と同じ設置スペースで通路幅を従来の550mmから590mmに拡大した。
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出典:
https://www.toshiba.co.jp/
こちらはメーカーの東芝さんが2000年に新製品を説明している文章より。
55cmが従来の幅だけど、少しだけ広げて59cmにしたとのことで
鉄道側で古い「従来」版が未だ残っていると考えれば55cmもありうると考えておけば良いかも。
出典:
http://www.signal.co.jp/
こちらも、メーカーさんなのでしょうか。。こちらは
55から60cmのレンジで幅を想定しておいたほうが良さそうですね。
もちろん、特殊なケースや、滅茶苦茶古い改札では当てはまらないかもしれませんので、ご注意を。
5.どのベビーカーが自動改札を通るか?
通常の55cmと60cmの改札を通れるベビーカーはどれか?確認してみましょう。
(1)アップリカ スティック 2014年モデル
出典:
http://www.aprica.jp/
これは余裕です!55cmの改札でも7.5センチ超も余裕です。これなら、すんなりと通過できると思います。
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アップリカ スティック(STICK)の口コミ人気
アップリカ / 生後1ヶ月から
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(2)マクラーレン テクノXT
出典:
http://www.amazon.co.jp/
こちらも問題ないですね!55cm改札でも6センチ余裕がありますのでラクラク通過です。海外ブランドですが
マクラーレンはコンパクトですね。
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techno XT (テクノXT )の口コミ人気
マクラーレン / 生後1ヶ月から
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(3)コンビ メチャカル ハンディ オート4キャス
出典:
http://www.combi.co.jp/
メチャカルも当然大丈夫です。55cm改札でも5センチ余裕がありますね。そもそも日本ブランドの日本向けで
軽量をうたったベビーカーですので当然といえば当然ですが。
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メチャカル ハンディ/ファーストの口コミ人気
コンビ / 生後1ヶ月から
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(4)バガブー ビー
出典:
https://www.bugaboo.com/
やや際どいですが。55cm改札で2センチスペースがあります。バガブービーは海外ブランドでデザイン性も高く人気がある
わりには、意外と通れるので日本でも使いやすく人気ですね。
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Bugaboo Bee (バガブー・ビー)の口コミ人気
バガブー / 新生児から
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(5)エアバギー・ココ・ブレーキモデル
出典:
http://www.airbuggy.com/
結構きわどくなっていました。55cm改札だと、残り1.5cmのみです。
ですが、このレベルでも気をつければ通れるようです。口コミでも通れるという声が多いです。なお、エアバギーココは
スタンダードモデルを購入すると車幅が広めで58cmとなるようなので注意です。ブレーキモデルとプレミアが上記のサイズです。
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エアバギー (AirBuggy) ココ ブレーキの口コミ人気
エアバギー / 生後3ヶ月から
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(6)アップリカ スムーヴ
出典:
http://www.aprica.jp/
55cm幅の改札だとピッタリですね。
ぴったりと言う事は、基本的に通過は厳しいのではないでしょうか。通れないという声も実際にあるようでした。
ただし、60cm改札なら大丈夫ですね。
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アップリカ スムーヴの口コミ人気
アップリカ / 生後1ヶ月から
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(7)クイニー ザップ
出典:
http://www.quinny.jp/
意外と厳しいですね。55cm改札はアウト!60cm改札だとギリギリです。
車幅以外はコンパクトに見えるので、海外ブランドだけに日本の改札は意識していなかったということかもしれません。
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Quinny ZAPP (クイニー ザップ)の口コミ人気
クイニー / 生後7ヶ月から
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(8)バガブー カメレオン
出典:
https://www.bugaboo.com/
55cm改札はアウトです!60cm改札だとギリギリです。こちらは元々大きいイメージでしたので
ある意味想像どおりですね。元々公共交通機関を利用しないつもりで購入される方が多い高級ベビーカーですね。
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Bugaboo Cameleon (バガブー・カメレオン)の口コミ人気
バガブー / 新生児から
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6.自動改札とベビーカー、まとめ
家の近くの主要な使用駅を確認して、バリアフリー用の広い自動改札が無いのであれば
55〜60cmという通常タイプの自動改札の幅を忘れずに、ベビーカーを選んだほうが良いでしょう。
逆に車幅が狭ければ良いかというと、もちろん狭すぎれば赤ちゃんにとって窮屈になっている
場合もあります。バランスを考えてちょうど良いものを考える必要があります。
海外ベビーカーであればマクラーレンやバガブービー、日本ブランドでも
エアバギー(ココのブレーキモデル)は日本のコンパクトさが求められる生活環境に
マッチしつつ、安定感もある車体でバランスが良いのだなあと再認識しました。
もちろん、電車用と家近辺用を使い分けられる場合には、押し心地の良くなめらかで安定している
車幅が60cm以上の3輪バギーを選ぶというのでも全然良いと思います。
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